意外と簡単？主婦が起業する際に知っておきたい5つのポイント

結婚、出産を機に社会と隔絶されたように感じる、昔はOLとしてバリバリ働いていたのに…。
そんな悩みをかかえている主婦の方も多いと思います。

そんなときは起業を考えてみるのはいかがでしょうか？思っているほどハードルは高くないですよ。
ここでは、主婦が起業する際に知っておきたいポイント5つを見ていきましょう。

いざ起業しようと思った時、最初に問題になるのは「なにを事業としてやっていくか」です。
「事業」といいましたが、難しく考える必要はありません。

例えば、自分の趣味や特技をいかしたものも良いでしょう。
裁縫が得意だ、アクセサリー作りが好き、華道や茶道を習っていた、着付けができる…思い当たるものを探しましょう。
そうして作った手芸品を販売したり、簡単な教室を開いてみるのです。

物ではなく、家事のコツや子育てのポイントだったり、アイディアを売るというのも考えられます。 　

パートやアルバイトでなく起業することにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

・雇われるわけでないので面倒な人間関係はない
・自宅で仕事ができるので出勤しなくてもいい
・シフトは自分で決められるので急用にも合わせられる
などが考えられます。

これなら、自宅で家事の合間に、子どもの世話をしながらでも続けられそうですね。
インターネットを使った通販などの事業であれば、オフィスを用意する手間や費用もかかりません。

起業といってもいきなり株式会社をつくるような大それたことをする必要はありません。
まずは個人事業主からはじめましょう。
個人事業主になるための手続きは簡単です。

税務署に行って「個人事業主になりたい」と言えば、書類(「個人事業の開廃業等届出書」)が渡されます。
質問にそって項目を埋めていくだけなので、ものの10分もあれば完了します。

この他に保証人や資本金が必要なんてこともありません。

個人事業者になったら、「個人事業の開廃業等届出書」とあわせて「所得税の青色申告承認申請書」を提出しましょう。
個人事業主は、毎年確定申告をして所得と納税額を申告する必要があります。
青色申告をすることで、年65万円の控除が受けられ、税金などの出費を大きく節約することができます。

5起業のデメリット
メリットばかりに目がいきがちですが、起業にはもちろんデメリットもあります。

・保険がない
会社員でないので、雇用保険はありません。
任意保険に入ったり、貯金をするべきでしょう。

・負債の心配
事業が小さいうちはまだ良いですが、負債が出れば自分で解決しなければなりません。

・帳簿の手間
4でも触れましたが、確定申告のため、経理をつけなければいけません。

総じて金銭の問題ですが、多額の借入などしなければ、大きな懸念にはならないでしょう。
あわせて、帳簿はこまめにつけるようにしましょう。

いかがでしたか？
起業のハードルは意外と低いものです。
迷っているなら、趣味の延長として気軽にはじめてみるのも良いでしょう。

自分の「好き」を仕事にしている人は輝いていますよ。